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1997-10-13
|
29KB
|
991 lines
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
NNAAMMEE
mnc - MML file converter for mndrv
SSYYNNOOPPSSIISS
mnc [-?]
mnc [-o] <filename>[.mns]
DDEESSCCRRIIPPTTIIOONN
MMLファイルを, まーきゅりーゆにっとV4.0 OPN3-L用音源ドライバ,
mndrvで使用される MND形式へ変換します。filenameに拡張子を指定し
なかった場合は自動で...mmmnnnsssを補完します。
MMLの形式は MDX等で使用されているものを参考にしてあります。
OOPPTTIIOONNSS
-o <filename>
出力ファイル名の指定をします。
このオプションを使用しなかった場合の出力ファイル名は
MMLファイルの拡張子が...mmmnnndddになったものに
なります。
また, 出力ファイル名に拡張子を指定しなかった場合, 拡張子
の補完は行いません。
MNC(1) -1- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
TTRRAACCKK SSYYMMBBOOLL
指定した MMLがどのデバイスへのデータかを示すため行先頭に書きま
す。続けて記述することにより, 複数のトラックを対象とすることも可
能です。
例: AB ~ MML ~
この場合は Aと Bトラックに MMLが書き込まれることになります。
A~F,a~f
FMチャネル1~6,7~12までの専用トラックです。
G~I,g~i
PSGチャネル1~3,4~6までの専用トラックです。
J~M,j~m
OPMチャネル1~4,5~8までの専用トラックです。
R,r
RHYTHMチャネル1,2の専用トラックです。
P~Q,S~X,p~q,s~x
PCMチャネル1~2,3~8,9~10,11~16の専用トラックです。
$<rhythm>
指定したrhythmの優先トラックです。[*1] [*2]
特に@<rhythm>を指定しない限り, 常に$<rhythm>で指定した
RHYTHMに対して出力します。対象RHYTHMの変更はこの行のみ有
効となりますので, 引き続き変更後のRHYTHMに対して出力した
い場合は, @<rhythm>で指定する必要があります。
例: R TV63 * 絶対必要なものです。
* ↓これはHHのボリューム設定です。
$BD v31 l8 L k@HH v31 k
$BD kk * ここで出力されるのはBDです。
$SD v31 l8 L rk
$SD rk
-- note ----------------
[*1] @<rhythm>で対象RHYTHMを変更できるため専用ではありません。
[*2] このコマンドはRHYTHMチャネル 1に対して有効となります。
MNC(1) -2- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
CCOOMMMMAANNDD
MMLの記述を補助するためのものです。行先頭に #および @が付くもの
がこれに当たります。
#系のコマンドでパラメータがあるものは必ず """か '''で括る必
要があります。[*3]
*
;
行末までを解析対象外にします。つまり, コメントです。行先
頭に限らずどこでも使用できます。
#title <title>
MNDファイルのタイトルを設定します。
例: #title "test" → testがタイトルになります。
#title 'test' → testがタイトルになります。
#title '"test"' → "test"がタイトルになります。
#octave-rev
MMLで <<<や >>>の処理を通常は MDX互換で動作します
が, OPMDRV互換へ切り替えます。すでにOPMDRV互換の場合は
MDX互換へ戻します。
#comment <comment>
指定した文字列を発見するまでコメントと同等の処理をしま
す。 広域にわたってコメントとしたい場合などにいちいち
***や ;;;を使用しなくても済みます。
#mask <mask>
指定したトラックを処理しません。デバッグする時などに役立
つでしょう。
例: #mask "ABC"
ABCトラック以外をコンバートします。
#sharp <tone>
#flat <tone>
#natural <tone>
指定した音符に対して調号処理をします。ダブルシャープ等は
ここでは行なえません。 同じ音符を指定した場合は無視しま
す。このコマンドはすべてのトラックに対して処理されます。
#beep
エラーがひとつ以上発生していた場合, 終了する時にbeepを鳴
らします。
#remove
エラーが発生した場合は, 通常MNDファイルは作成しませんが,
これを指定すると以前の MNDファイルも削除します。
-- note ----------------
[*3] この辺はちゃんと記述しないとエラーメッセージが出力されるから使えば
分かるでしょう。
MNC(1) -3- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
#play <command [arg]...>
MNDファイル作成後に, 指定された commandを実行します。
例: #play "mnp test.mnd" [*4]
こうしておけばコンバート終了後にtest.mnd [*5]を演奏しま
す。
#include <filename>
この位置に指定したfilenameを挿入します。16段階までのネス
トが可能です。
#pcmfile <pcmfile>
PCMトラックで使用する PCMファイルを指定します。複数記述
することにより複数指定が可能です。同名ファイルは無視され
ます。
@<num> ...
FMの音色を定義します。書式は以下の通りです。
@# = {
AR, DR, SR, RR, SL, TL, KS, MUL, DT1, DT2, AMS-EN
AR, DR, SR, RR, SL, TL, KS, MUL, DT1, DT2, AMS-EN
AR, DR, SR, RR, SL, TL, KS, MUL, DT1, DT2, AMS-EN
AR, DR, SR, RR, SL, TL, KS, MUL, DT1, DT2, AMS-EN
AL, FB, OM
}
256音色分まで定義可能です。
OPNで使用する場合には DDDTTT222は無視されます。
@e<num> ...
PSG のEnvelope定義をします。書式は以下の通りです。
@e# = { SV, AR, DR, SL, SR, RR, MIX }
256パターン分まで定義可能です。
各設定値範囲等は _E_N_V, _Mの MML解説を参照してくだ
さい。
-- note ----------------
[*4] フルパスで指定しておけば探す時間が短縮されて良いでしょう。
[*5] この場合コンバートしているファイルを指定したものとします。
MNC(1) -4- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
MMMMLL
特に何も記述されていないものはFM, PSG,RHYTHM, OPMそれぞれ共通に
使用できるものです。特定のデバイスでのみ使用可能な場合はその都度
表記します。
また, 省略可能なパラメータは[~]で, 省略不可能なパラメータは<~>
で記述されています。_ _ の部分が実際入力するMMLです。
MMLは大文字小文字を区別していますので注意して下さい。
数字の表記の仕方ですが, 普通に書いた場合は10進数, 頭に $$$がつ
けば16進数, %%%がつけば 2進数となります。ただし, パラメータが
stepの時はこの限りではありませんのでご注意ください。
_n_o_t_e[step] (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
a~ gまでで, それぞれ cがド... gがソ, aがラ, bがシに対
応しています。noteに指定できるのは o0c~o10gまでです。こ
れを複数記述することにより音を構成していきます。 また,
stepを省略した場合はデフォルトの値が使用されます。
例: c4 → ドの 4分音符
c%48 → ドの 4分音符 (絶対音長指定) [*6]
c4. → ドの 4分音符 + 8分音符
c4^4 → ドの 4分音符 + 4分音符
_n_o_t_e[step],<delay>,<speed>,<rate> (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
ピッチベンド直後の音符の記述の仕方です。step, delayは音
楽的音長もしくは絶対音長で記述します。
delay ... ピッチベンドをかけるまでの時間
speed ... ピッチベンドをかける時間単位[*7]
rate ... speed単位で変化させる数値
例: A @0v15 o5c1~<c2,4,1,-16
_n<note number>[,step]
ノート番号で直接指定する音符です。note number に指定でき
るのはFM, PSGは 0~127までで, それぞれ o0c~o10gに対応し
ています。RHYTHMは 0~63まで, PCM は 0~96までです。
_k[step] (RRHHYYTTHHMM)
RHYTHMのキーオンをします。
_r[step]
休符です。step分だけ発音処理をしません。音符と同様に音楽
的音長, 絶対音長の両方の記述が行なえます。
_l<step>
デフォルトの音長を指定します。
_o<octave> (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
デフォルトのオクターブを指定します。指定できる範囲は 0~
10までです。
-- note ----------------
[*6] 絶対音長にも付点や加算は行なえます。
[*7] 値が小さいほど掛かり具合いが速くなります。
MNC(1) -5- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
_< (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
_> (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
オクターブをそれぞれ 1ずつ上げる(下げる)ものです。
MDX互換 : > ... 1オクターブ増加
< ... 1オクターブ減少
OPMDRV互換: > ... 1オクターブ減少[*8]
< ... 1オクターブ増加
_& (FFMM,PPSSGG,OOPPMM,PPCCMM)
タイ(スラー)の指定をします。音符の直後以外は無効です。
_$_S_H_A_R_P_{note_} (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
_$_F_L_A_T_{note_} (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
_$_N_A_T_U_R_A_L_{note_} (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
トラックごとの調号の設定をします。
__ (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
ポルタメントを行ないます。次の音符で音長を指定した場合に
は, ポルタメント終了後にその音符を音長分だけ鳴らします。
例1: A o4c4_e
cから eまで変化します。
例2: A o4c4_e8
cから eまで変化した後に eを 8分音符だけ鳴らします。
_~ (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
ピッチベンドを行ないます。休符に対してピッチベンドをかけ
ようとするとエラーとなります。また, ピッチベンドの直後に
タイがあるとピッチベンドはキャンセルされます。この次の音
符の記述の仕方が拡張されますので詳しくは音符の説明の所を
参照してください。
_v<volume>
ボリュームの設定をします。 RHYTHMトラックで使用した場合
は, 各RHYTHMごとの設定になりますのでご注意ください。指定
できる範囲はRHYTHMは 0~31までで, それ以外は 0~15までで
す。
_@_v<volume> (FFMM,OOPPMM)
ボリュームの設定を 128段階で行ないます。指定できる範囲は
0~127までです。
_T_V<volume> (RRHHYYTTHHMM)
リズムトータルボリュームの設定をします。指定できる範囲は
0~63までです。
-- note ----------------
[*8] このモードを扱うには#octave-revの設定が必要です。標準状態は MDX互
換になっています。
MNC(1) -6- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
_([volume]
_)[volume]
ボリュームの相対設定をします。RHYTHMトラックで使用した場
合は, 各RHYTHMごとの設定になりますのでご注意ください。値
を省略した場合は 1になります。指定できる範囲は 1~ 127ま
でです。
_v_+[volume]
_v_-[volume]
ボリュームの相対設定をします。RHYTHMトラックで使用した場
合は, 各RHYTHMごとの設定になりますのでご注意ください。値
を省略した場合は前回の値を使用します。指定できる範囲は 1
~ 127までです。
_@_t<tempo>
テンポを設定します。指定できる範囲は 1~ 255までです。
_@<num> (FFMM,OOPPMM)
トラックに指定した音色を割り当てます。
_@<num> (PPSSGG)
トラックに指定したEnvelopeを展開します。これより前に定義
しておく必要があり、実際にはここで _E_N_Vと _Mを指定
したのと同等の処理をします。
_@<rhythm> (RRHHYYTTHHMM)
トラックに指定したRHYTHMを割り当てます。RHYTHMトラックに
於いて MMLの対象RHYTHMが変わる場合に指定します。
rhythmに指定できるのは以下の通りです。
BD ... バスドラム
SD ... スネアドラム
TC ... シンバル
HH ... ハイハット
TOM ... タムタム
RIM ... リムショット
_m<slot> (FFMM,OOPPMM)
スロットをマスクします。各bit でslotを指定します。対応は
以下の通りです。
bit 3210
|||+--slot 1
||+---slot 2
|+----slot 3
+-----slot 4
_q<num> (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
クオンタイズの設定をします。指定できる範囲は 1~16までで
す。
_@_q<num> (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
キーオンしてから残り何クロックでキーオフするかを設定しま
す。指定できる範囲は 0~ 255までです。
MNC(1) -7- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
_L
ループ開始位置を指定します。 指定できるのは1トラックひと
つまでです。 複数指定した場合はエラーとなります。 また,
[~]内では使用できません。
_[__~_][num]
リピートの設定をします。 [~]までを指定した回数分だけリ
ピートします。 値を省略した場合は2回リピートします。 リ
ピート回数は 1~ 255まで指定できます。また, 32リピート分
だけネスト可能です。
_/
最後のリピートの時にここで抜け出します。[~]の中で指定す
る必要があります。それ以外はエラーとなります。
_p<num> (FFMM,RRHHYYTTHHMM,OOPPMM,PPCCMM)
パンポットの設定をします。 RHYTHMトラックで使用した場合
は, 各RHYTHMごとの設定になりますのでご注意ください。指定
できる値はそれぞれ以下のような対応になっています。
0 ... ミュート
1 ... 左
2 ... 右
3 ... 中央
_S<track>
同期信号を trackへ送信します。track に指定できるのは A~
M, P~X, a~m, p~x です。
_W
同期信号が送られるまで演奏を中断します。
_M_H<mode>,<freq>,... (FFMM)
OPNのハードウェア LFOを設定します。modeの指定の仕方によ
りfreq以降のパラメータが変化しますのでご注意ください。各
パラメータは以下の通りです。
mode ... 1,<freq>,<AMS>,<PMS> 通常のハードウェアLFO
2,<freq>,<speed> 時間変化型ハードウェアLFO
freq ... 0 1 2 3 4 5 6 7
(Hz) 3.98 5.56 6.02 6.37 6.88 9.63 48.1 72.2
AMS ... 0 1 2 3
(dB) 0 1.4 5.9 11.8
PMS ... 0 1 2 3 4 5 6 7
(セント) 0 ±3.4 ±6.7 ±10 ±14 ±20 ±40 ±80
speed ... 1~ 255
MNC(1) -8- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
_M_H<mode>,<wave>,<freq>,<PMD>,<AMD>,... (OOPPMM)
OPMのハードウェア LFOを設定します。modeの指定の仕方によ
り AMD以降のパラメータが変化しますのでご注意ください。各
パラメータは以下の通りです。
mode ... 1,<wave>,<freq>,<PMD>,<AMD>,<PMS>,<AMS>,<sync>
通常のハードウェア LFO
2,<wave>,<freq>,<PMD>,<AMD>,<speed>,<sync>
時間変化型ハードウェア LFO
wave ... 0 ... 鋸波
1 ... 矩形波
2 ... 三角波
3 ... NOISE
freq ... LFO周波数 0~ 255
PMD ... LFO音程最大振幅 0~ 127
AMD ... LFO音量最大振幅 0~ 127
PMS ... PMDの感度 0~ 7
AMS ... AMDの感度 0~ 3
sync ... LFO波形の位相をkey onに同期してリセットするか
0 ... 非同期
1 ... 同期
speed ... 1~ 255
_M_H_O_N (FFMM,OOPPMM)
ハードウェア LFOを有効にします。
_M_H_O_F (FFMM,OOPPMM)
ハードウェア LFOを無効にします。
_M_H_D<delay> (FFMM,OOPPMM)
ハードウェア LFOのディレイを設定します。
delayに設定できる範囲は 0~ 255までです。
MNC(1) -9- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
_M_P<num>,<wave>,<delay>,<depth>,<speed>,<rate> (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
ピッチ LFOの設定をします。各パラメータは以下の通りです。
num .. 動作対象の LFO番号を各bit で指定します。
LFO1~3までが各 bit 0~ 2に対応しています。
例: MP5,2,0,4,2,2 ... 動作対象 LFOは1と3です。
wave .. 波形の指定
0 ... 鋸波
1 ... ポルタメント波形
2 ... 三角波
3 ... ポルタメント波形 2 [*9]
4 ... 三角波 2
delay .. LFO 波形のディレイを設定します。
指定できる範囲は 0~ 254までです。
depth .. LFO 波形の1/2周期に要するクロック数を設定します
指定できる範囲は 1~ 255までです。
speed .. LFO 波形の速度を設定します。[*10]
指定できる範囲は 1~ 255までです。
rate .. LFO 波形の変化分を設定します。
指定できる範囲は-32768~ 32767までです。
_M_P_O_N[num] (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
ピッチ LFOを有効にします。
LFO番号を省略した場合はすべての LFOが対象になります。
_M_P_O_F[num] (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
ピッチ LFOを無効にします。
LFO番号を省略した場合はすべての LFOが対象になります。
_M_P_D<num>,<delay> (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
ピッチ LFOのディレイを設定します。
delayに指定できる範囲は 0~ 254までです。
-- note ----------------
[*9] 3~ 4までの波形は Blockを跨いだ時に通常通りの変化をするための処理
が追加されたものです。
[*10] 値が小さいほど 速度は速くなります。
MNC(1) -10- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
_M_A<num>,<wave>,<delay>,<depth>,<speed>,<rate> (FFMM,OOPPMM)
音量 LFOの設定をします。各パラメータは以下の通りです。
num .. 動作対象の LFO番号を指定します。
1~ 3までが各 bit 0~ 2に対応しています。
wave .. 波形の指定
0 ... 鋸波
1 ... ポルタメント波形
2 ... 三角波
delay .. LFO波形のディレイを設定します。
指定できる範囲は 0~ 254までです。
depth .. LFO波形の1/2周期に要するクロック数を設定します
指定できる範囲は 1~ 255までです。
speed .. LFO波形の速度を設定します。[*11]
指定できる範囲は 1~ 255までです。
rate .. LFO波形の変化分を設定します。
指定できる範囲は-128~ 127までです。
_M_A_O_N[num] (FFMM,OOPPMM)
音量 LFOを有効にします。
LFO番号を省略した場合はすべての LFOが対象になります。
_M_A_O_F[num] (FFMM,OOPPMM)
音量 LFOを無効にします。
LFO番号を省略した場合はすべての LFOが対象になります。
_M_A_D<num>,<delay> (FFMM,OOPPMM)
音量 LFOのディレイを設定します。
delayに指定できる範囲は 0~ 254までです。
_E_M<slot> (FFMM33)
効果音モード設定をします。 [*12]各bit でslotを指定しま
す。対応は以下の通りです。
bit 3210
|||+--slot 1
||+---slot 2
|+----slot 3
+-----slot 4
-- note ----------------
[*11] 値が小さいほど速度は速くなります。
[*12] Master/slaveともに FFFMMM333でのみ使用可能な MMLです。 具体
的には, Cとcトラックになります。
MNC(1) -11- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
_s_d<slot>,<detune>... (FFMM33)
スロットディチューンの設定をします。この MMLを使用する前
に効果音モード設定をしておく必要があります。 slotの各bit
でdetuneを設定するslotを指定します。指定した bitによって
パラメータが可変しますのでご注意ください。指定できる範囲
は-32768~ 32767までです。
例1: slot1 のみの設定
A EM1 sd1,10
例2: slot2,4 の設定
A EM%1010 sd%1010,10,20
10が slot2, 20が slot4の値になります。
_@_s_d<slot>,<detune>... (FFMM33)
相対スロットディチューンの設定をします。設定方法, 注意点
はスロットディチューンと同じです。
_D<detune> (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
ディチューンの設定をします。 指定できる範囲は-32768~
32767までです。
_@_D<detune> (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
ディチューンの相対設定をします。指定できる範囲は-32768~
32767までです。
_K<num> (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
トラック単位でキートランスポーズを行ないます。指定できる
範囲は-128~ 127までです。
_@_K<num> (FFMM,PPSSGG,OOPPMM)
トラック単位でキートランスポーズの相対指定をします。指定
できる範囲は-128~ 127までです。
_K_O_V<volume> (PPSSGG)
キーオフ時のボリュームを設定します。volumeに 0を指定する
と通常動作になります。指定できる範囲は 0~ 255までです。
MNC(1) -12- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
_E_N_V<SV>,<AR>,<DR>,<SL>,<SR>,<RR> (PPSSGG)
ソフトウェアエンベロープの設定をします。指定できる範囲は
それぞれ0~255までです。尚, ここで指定するパラメータはサ
ブボリュームの値です。 [*13]パラメータの意味はそれぞれ以
下の通りです。
SV ... 初期音量
AR ... SVから MML中の[v]で設定されている音量までの変化量
DR ... [v]からSLまで下る変化量
SL ... [v]に到着してからどこまで音量をさげるか
SR ... SLに到着してからKEYOFFまで音量を下げる変化量
RR ... KEYOFF後の音量の変化量
音量 v
│ /\
│ / \
│ / \ DR
│ AR / \________KEYOFF
│ / SL SR \
│ / \ RR
│ SV / \
0───────────────────────────
時間
_w<freq> (PPSSGG)
ノイズ周波数を設定します。 指定できる範囲は 0~31までで
す。
_M<mix> (PPSSGG)
ミキサーの設定をします。 値はそれぞれ以下に対応していま
す。
bit 10
|+-- TONE
+--- NOISE
0 ... disable
1 ... enable
-- note ----------------
[*13] PSG音源部には内部に 256段階のサブボリュームというものを持っていま
す。実際に出力される音量は以下の計算式で計算できます。
音量 = ( メインボリューム + 1 ) * サブボリューム / 256
MNC(1) -13- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
_F<freq> (PPCCMM)
PCMの再生周波数を設定します。freqに指定できる数値、対応
は以下の通りです。
+-------------------------------------------+
| 周波数 | ADPCM | 16bitPCM | 8bitPCM |
|----------+----------+----------+----------|
| 3.9kHz| 0,48| 16| 32|
|----------+----------+----------+----------|
| 5.2kHz| 1,49| 17| 33|
|----------+----------+----------+----------|
| 7.8kHz| 2,50| 18| 34|
|----------+----------+----------+----------|
| 10.4kHz| 3,51| 19| 35|
|----------+----------+----------+----------|
| 15.6kHz| 4,52| 5,20| 6,36|
|----------+----------+----------+----------|
| 20.8kHz| 7,53| 8,21| 9,37|
|----------+----------+----------+----------|
| 31.2kHz| 10,54| 11,22| 12,38|
+-------------------------------------------+
(PCM8ATECH.DOCより)
_y<reg>,<data> (FFMM,PPSSGG,RRHHYYTTHHMM)
OPN3-Lの regで指定したレジスタへ直接dataを書き込みます。
[*14]指定できる範囲はそれぞれ 0~ 255までです。
_y<reg>,<data> (OOPPMM,PPCCMM)
OPMの regで指定したレジスタへ直接dataを書き込みます。指
定できる範囲はそれぞれ 0~ 255までです。
_!
以降このトラックでの MMLは無視するようになります。
-- note ----------------
[*14] A~F,G~I,Rで使用した場合はMaster側へ, a~f,g~i,rで使用した場合は
slave側の OPNへ書き込まれます。Master側から slave側の操作, 及びそ
の逆は出来ませんのでご注意ください。
MNC(1) -14- MNC(1)
MNC(1) mnc User's Manual MNC(1)
WWAARRNNIINNGG
まだまだ完全ではありません。よってコンバートに失敗するケースもあ
るでしょう。そんな時はそのコンバートに失敗した MMLを提示して頂け
れば早急な原因究明へと繋がります。
DDIISSTTRRIIBBUUTTIIOONN
このプログラムは正常動作することを望んで制作されていますが, その
動作については一切無保証です。 これを使用したか否かにに関わらず,
いかなる損害を与えようとも作者である Automatic, 及び配布者は責任
を負わないものとします。個人の責任に於いて使用してください。
また, 不具合い等は適切な報告があれば出来る限り対処しますが, その
義務は負いません。
転載, 配布についての条件ですが, mndrv (C)BEL.がないところ, 及び
無断での有料メディア等への配布は禁止します。
このアーカイブ, 及びアーカイブ内のファイルのすべての著作は
Automaticにあります。
VVEERRSSIIOONN
X68k MML file converter for mndrv v0.05
AAUUTTHHOORR
Automatic
MNC(1) -15- MNC(1)